第1回情報流シンポジウム ~溢れ出る情報を「流」として捉える新研究トレンド~ 日時:2014年3月15日(土)14:00~17:00 場所:慶應義塾大学日吉キャンパスD410(〒223-8521 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1) http://www.keio.ac.jp/ja/access/hiyoshi.html 参加:無料(どなたでもご参加頂けます) 主催:情報流検討準備委員会 協力:情報処理学会MBL/UBI研究会/電子情報通信学会MoNA研究会 私たちにとって従来の「情報」は,インターネット上などに「静的」に整理・蓄積され,人々の用途に応じて加工され,必要とする人々に伝送・活用されるものでした.近年のビッグデータ活用もこの延長線上のトレンドとみなすことができます.一方で,人・車・機械などから時々刻々と連続的に生成される位置トレースデータや映像ストリーム,ソーシャルコンテンツといった実時間情報を,「リアルタイム」で「複合的に」処理することで社会的に大きな価値を生み出せます.例えば全国で数百万台規模のプローブカー情報,公共交通機関情報,物流情報,携帯電話ユーザの匿名行動情報などを即座に組み合わせることができれば,都市における人やクルマ,モノの動きをリアルタイムに把握でき,都市効率化や防災に活用できます.情報システムは,従来の「情報」の想定を遙かに超える量で湧出する「情報流」を活用すべき時代へ移行しつつあります. そのような時代には「情報流」を対象とした技術の確立が急務です.このシンポジウムでは「情報流」とは何かを俯瞰し,各分野のリーダー的研究者がそれぞれの視点から情報流を語ります.講演者と参加者が「情報流」の意味を理解し共有することで研究コミュニティの形成を図り,新しい研究トレンドの確立を目指します. プログラム 1.情報流とは何か・本シンポジウムの目的 奈良先端科学技術大学院大学 安本慶一,大阪大学 山口弘純 2.情報流とウェアラブルコンピューティング 神戸大学 塚本昌彦 3.情報流とクラウドソーシング 名古屋大学 河口信夫 4.情報流とセキュリティ 京都大学 岡部寿男 5.情報流ショートトーク 産業技術大学院大学 加藤由花 東北大学 北形 元 慶應義塾大学 重野 寛 東北大学 菅沼拓夫 大阪大学 渡辺 尚 6.自由討論 本シンポジウムに対する問い合わせ先 重野 寛(shigeno@mos.ics.keio.ac.jp) |
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